今日は12月にしてはとても寒く、東京へ向かう新幹線の車窓から富士山がはっきり見えます。社内でiPodで聴いています。
さて、ブルックナーを最初に聞いたとき、正直に言いますと、もてあましました。明確なメロディが聞き取れず、同じことを何度も
クネクネ、くどくどとと繰り返す、長いだけの曲に思え、食傷気味でした。そのCDはほとんど聴かなくなり、ブルックナーの別の曲を手に入れようとは思いませんでした。
しかし何かでヴァントの評判を知り、手に入れたのがこのCDです。やはりもてあまし気味でしたが、アルプス、峰を照らす夕日、麓の牧場と草原を思い浮かべ、ドップリつかってしまうと、もう抜けられません。
ただし第4楽章の始めは拍子抜け。ヴァントのせいではないけれど。☆☆☆☆☆